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PROJECT HIGHLIGHT プロジェクトハイライト

SI&Cの実績

SI&Cは、40年にわたり培ってきた
システムインテグレーション力、
国際標準に則った質の高いプロジェクトマネジメント、
さらに先端技術を活用したサービスを活かし、
お客様のニーズに最適なソリューションを提供してきました。
ここでは、そのプロジェクトの一部をハイライトします。

実現不可能とされていた
生体情報分析ツールを
スクラッチ開発で実現

背景・課題

医療研究の業界において、医療データの分析ツールは展開・活用されていたものの、
医療関係者から求められていた患者の生体情報（血圧・血中酸素濃度・心拍数など）の
膨大なデータを分析するアプリ開発は実現は不可能と考えられてきた。

当社の成果

当社は、医療関係者が実現したいニーズを正確に把握し、
様々な業界、領域で実践されてきた高い技術力を駆使し、
独自アプリケーションとしてスクラッチ開発することに成功。

当社が開発した分析ツールは、最大32億レコードにも及ぶ膨大な医療データの高速検索や、
医療知見に基づく複雑な検索条件でのデータ分析を可能とした。
ユーザーのニーズに基づき、高パフォーマンスなデータ分析を可能としたことで、医学研究の発展に貢献。

「コンポジットAI」を先駆け、
映像価値の最大化を実現

背景・課題

放送業界において、過去の映像データを放送するには、
スポンサー企業や出演者などの許可を取る必要があり、
映像確認も人手で実施し、放映権利関係の許可プロセスには莫大な労力を要していた。

AIを活用した放映関係の許可プロセスの効率化ニーズは従来よりあったものの、
2018年当時、複数のAI技術を組み合わせた技術は普及しておらず、実現は難しいと考えられていた。

当社の成果

当社のAI技術のノウハウをもとに、
映像データの解析に必要なコンポジットAI（複合AI）をいち早く導入し、アプリケーション開発を実施。
コンポジットAIは、最適なAIモデルを組み合わせ、
機械学習やルールベースモデルを適材適所に組み合わせることで、より精度の高い分析を実現する技術。

本技術を活用し、映像データから顔、物体、音声、文字などのメタデータを抽出し、
映像データとリレーションさせ、検索性と業務効率を向上。
映像の再利用性を高め、映像データの価値の最大化に貢献。

畜産業のスマート化により、
「食」の安定を実現

背景・課題

従来、養豚場での豚の健康状態や発情兆候の確認は、
飼育員が一頭一頭に対して餌の食べる量や雄豚と接触した際の反応、
人が触れたときの行動の変化などを注意深く観察することで、判断していた。
そのため飼育員の経験値に依存しており、人的負荷が高い状況にあった。

当社のこれまでのAI技術の活用実績から、
畜産業のスマート化に貢献するため、本プロジェクトへの参画が決定した。

当社の成果

当社は、養豚場にIoT機器（カメラ・温湿度などの環境センサー）を設置し、
AIによる豚の飼育管理状況を分析、判断することで
健康状態や発情兆候、疫病状況などを検知するソリューションを提案。

複数の豚舎の状況をリアルタイムで監視し、人間が不在の際の状況も的確に把握することを実現。
AIによる自動検知・判定を行うことで、
飼育管理の最適化・省力化を実現し、畜産業のスマート化に貢献。